鈴鹿8耐の基礎知識、詳しいルールをもっともっと知りたい!という人ための"鈴鹿8耐"知識が初心者向けの連載です。初心者のあなたも「鈴鹿8耐のいろいろ」をたくさん学んで、今年もっともアツいイベント、鈴鹿8耐をより一層エンジョイしましょう!!

鈴鹿8耐出場チームといえば、ヤマハファクトリーレーシングチーム、チームグリーン、ヨシムラ スズキ Shell ADVANCE、チームカガヤマなど、毎年有名チームが数々出場していますよね。
ですが、ここでひとつ疑問。

そもそも、鈴鹿8耐への出場枠は何チームあるの?

また、カワサキのなかでも例えば「チームグリーン」や「エヴァRT初号機 TRICK STAR」だったりと、同じメーカーの中でも違うチーム名として参加していますよね。
鈴鹿8耐の場合、同じメーカーで何チームまで出場可能などの具体的なルールはあるのでしょうか?

そこのところ、教えてください。宮﨑さん〜〜!

出場枠「70台」をめぐる激しいバトル!

まず、メーカーごとに出場権が割り振られる・・・ということはありません。出場権争いの主体はチームで、そのチームがどこのマシンを使うのかは自由です。もっとも、ヤマハファクトリーレーシングが、ライバルメーカーの作であるホンダCBR1000RRやカワサキZX-10Rを使うことはありえないですけどね(笑)。

2017年大会、つまり今年の夏の鈴鹿8耐の出場枠は70台です。一昨年の2015年も同じく70台でしたが、84台のエントリーがあったため14台が予選落ちしました・・・。昨年の2016年も70台でしたが、同年にはEWC=世界耐久選手権を統括する団体のFIMが、世界耐久選手権の最大エントリー台数を「70台」に規定しています。

そのため、2016年は鈴鹿8耐出場権をかけた「トライアウト」が行われました。これは、「全日本ロードレースJSB1000・鈴鹿200km」や「鈴鹿サンデーロードレースJSB1000」をトライアウト対象レースに設定し、出場権を持たないチームはここで好成績をおさめないと、鈴鹿8耐に出ることがかなわない・・・ことになりました。

出場権・・・を得るためには?

そもそも出場権って? とギモンに思う方もいるでしょうが、鈴鹿8耐の出場権を得るにはいくつかの方法があります。今年度大会の場合、すでに出場権を得ているのは、「前年シード権付与チーム」です。これは2016年の公式予選、「トップ10トライアル進出チーム」の10チーム、そして決勝レース上位20チーム(先述の「トップ10トライアル進出チーム」はダブるので除外。また2016〜2017年のEWC年間エントリーチームも除外されます)。

画像: 2016年、トップ10トライアルに進出し、決勝で3位となったヨシムラは、「前年シード権付与チーム」のひとつです。 www.suzukacircuit.jp

2016年、トップ10トライアルに進出し、決勝で3位となったヨシムラは、「前年シード権付与チーム」のひとつです。

www.suzukacircuit.jp

「前年シード権付与チーム」計22台は、事前エントリーすれば2017年大会の出場権を維持できます(もちろん、みな維持するのがフツーです)。そしてEWCの年間ランキングを争い、EWCに年間エントリーするチームが出場権を得るので、それらの数を引き算した残りの枠を争って、「トライアウト」が行われることになります・・・。

今年の「トライアウト」は3つのステージが用意されています。8耐トライアウト ファーストステージは4月の「鈴鹿2&4レース JSB1000クラス」で決勝10位までのチームが選抜。セカンドステージは5月の「SUGO スーパーバイク 120マイル耐久レース」で、こちらはトライアウト参加台数に応じて、選抜台数が決められる方式になってます(最大3台)。

そしてファイナルステージは5月開催の「鈴鹿サンデーロードレース第2戦 JSB1000クラス」で、決勝上位7〜30チームを選抜・・・となります(繰り返しになりますが、選抜チーム数は、シード権保有チームの参加意向、及びEWC年間エントリーチーム数で増減します)。

主催者推薦枠は8台

2014年頃から鈴鹿8耐はエントリーが増加傾向にあり、2015年は2008年以来の予選A・Bの2枠に別れました。そして2016年からはトライアウト導入・・・一時期はエントリー台数が減少した鈴鹿8耐ですが、近年はレベルアップとともにその人気もモリモリと盛り返しています! そのため、新規参戦チームにとっては大変なことですが、出場権を獲得するための熱い前哨戦=トライアウトを戦わなければならなくなっているワケです。

画像: これはトライアウト対象レースで、トライアウト参加車両に貼り付けられる、ロゴステッカーです。このロゴステッカーは、鈴鹿8耐トライアウト事務局から支給され、規定の位置に貼ることを指示されています。なお参加車両は、2017年MFJ国内競技規則付則8 JSB1000技術仕様、そして鈴鹿8耐の特別規則に合致した車両であることが求められます。 www.suzukacircuit.jp

これはトライアウト対象レースで、トライアウト参加車両に貼り付けられる、ロゴステッカーです。このロゴステッカーは、鈴鹿8耐トライアウト事務局から支給され、規定の位置に貼ることを指示されています。なお参加車両は、2017年MFJ国内競技規則付則8 JSB1000技術仕様、そして鈴鹿8耐の特別規則に合致した車両であることが求められます。

www.suzukacircuit.jp

なおこのほか、組織委員会が主催者推薦チーム8台を決定し、参戦権が付与されることになっています。これは鈴鹿8耐を盛り上げるであろう、話題性のあるチームが選ばれることが常ですね。

世界的に注目を集める鈴鹿8耐に出場するための戦い=トライアウトを楽しむことができるのは、ロードレースファンとしてはありがたいことです。ただ、トライアウトに挑むチームは大変だなぁ、とも思います・・・。せめて、皆さんが悔いのない戦いができるよう、みなさんトライアウト対象レースも観戦して、偉大なるチャレンジャーたちを応援しようじゃありませんか!!!!

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