今年第40回記念大会を迎える”コカ·コーラ"鈴鹿8耐。この連載は、過酷な鈴鹿8耐を複数回優勝したマルチ-タイム・ウィナーを紹介していますが、これからは3回以上優勝したライダーが登場します。今回は今後も優勝記録をのばすであろう、高橋巧です!

鈴鹿8耐・最年少優勝記録を更新!

1989年、埼玉県に生まれた高橋は、2004年から全日本GP125ccクラスに参戦。翌2005年からはGP250ccクラスにステップアップし、2008年にチャンピオンを獲得します。彼の鈴鹿8耐初挑戦も2008年大会からで、現在まで毎年参戦しています。2009年を除き、ほかの年はすべてハルクプロからの参戦で、過去9回の出場で優勝3回・3位3回という立派な成績をおさめています。

初優勝した2010年は、MuSASHi RT ハルクプロからエントリー。清成龍一と中上貴晶とチームを組みましたが、実際に決勝を走ったのは高橋と清成のふたりでした。高橋と清成は転倒やトラブルで後退するライバルを尻目に順調に8時間を消化。MuSASHi RT ハルクプロに初優勝をプレゼントしました。

2010年、ホンダCBR1000RRKを走らせる高橋巧。最年少優勝記録を更新する偉業を達成しました。

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なお当時20歳の高橋の勝利は、それまでの鈴鹿8耐最年少優勝記録(1996年、芳賀紀行、21歳)を塗り替えるものでした。記録上はこの時のチームメイトで、決勝では走行していない第3ライダー登録の中上貴晶(18歳)になりますが、実質優先で高橋が現在も最年少優勝記録者ということに、異論を挟む方はいないでしょう。

2013年、2014年を連覇!

2010年以降の鈴鹿8耐すべてをハルクプロで走る高橋は、優勝翌年の2011年大会は玉田誠/岡田忠之と組んで3位でゴール。鈴鹿8耐表彰台獲得確率100%という記録を更新しますが、この記録は2012年大会で41位に沈んだことから、残念ながら途絶えてしまいました。

しかし、2013、2014年は同じチーム体制で、マイケル・ファン・デル・マークとレオン・ハスラムと組んで鈴鹿8耐2連勝を達成! チームのエースとしての責務を果たしました。

画像: 2016年、左から高橋巧、マイケル・ファン・デル・マーク、ニッキー・ヘイデン。前年リタイアのリベンジを期してのぞんだMuSASHi RT ハルクプロの面々ですが、残念ながらこの年もリタイアという結果に終わりました。 ©︎鈴鹿サーキット/モビリティランド

2016年、左から高橋巧、マイケル・ファン・デル・マーク、ニッキー・ヘイデン。前年リタイアのリベンジを期してのぞんだMuSASHi RT ハルクプロの面々ですが、残念ながらこの年もリタイアという結果に終わりました。 ©︎鈴鹿サーキット/モビリティランド

マイケル・ファン・デル・マークとともに、2015年はケーシー・ストーナー、2016年はニッキー・ヘイデンを迎え入れた体制でMuSASHi RT ハルクプロは参戦しますが、ともにリタイアという結果に終わり、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームの2連覇を許してしまいました。

今年はMotoGPライダーのジャック・ミラー、Moto2を走る中上貴晶とチームを組んで第40回記念大会に挑む高橋ですが、覇権奪回を果たすことができるのか・・・。主戦場の全日本JSB1000クラスでは現在ランキング首位と好調を維持する高橋の活躍に、期待しましょう!

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