"コカ·コーラ"鈴鹿8耐は2017年に第40回記念大会を迎えます。そこで第1回大会からの歴代優勝マシンを一挙紹介!今回は1980年(第3回大会)、世界選手権シリーズ第5戦鈴鹿8時間耐久オートバイレースを勝利した、ヨシムラスズキGS1000Rです!

スズキとヨシムラのジョイントが正式にスタート!

画像: 世界耐久選手権シリーズとなった記念すべき年の優勝マシン。ヨシムラチューンのスズキGS1000Rを走らせたグレーム・クロスビーは、世界GPを欠場しての鈴鹿8耐参戦。この年のゼッケン12が、ヨシムラのエースナンバーとなった。 www.suzukacircuit.jp

世界耐久選手権シリーズとなった記念すべき年の優勝マシン。ヨシムラチューンのスズキGS1000Rを走らせたグレーム・クロスビーは、世界GPを欠場しての鈴鹿8耐参戦。この年のゼッケン12が、ヨシムラのエースナンバーとなった。

www.suzukacircuit.jp
画像: W.クーリー/G.クロスビー組は、グレッグ・ハンスフォード/エディ・ローソン組のカワサキZ1とデッドヒートを展開。7時間目に逆転したヨシムラチームが、40秒差で8時間後のチェッカーを真っ先に受けた。 オートバイ/モーターマガジン社

W.クーリー/G.クロスビー組は、グレッグ・ハンスフォード/エディ・ローソン組のカワサキZ1とデッドヒートを展開。7時間目に逆転したヨシムラチームが、40秒差で8時間後のチェッカーを真っ先に受けた。 オートバイ/モーターマガジン社

1978年の第1回大会を制覇したヨシムラは、1980年から正式にスズキとのジョイントを開始しています。この年のGS1000R(スズキ社内コードはXR69)は、ヨシムラチューンにより140馬力近くまでパワーアップしていたと言われています。

スタンダード部品に肉盛りし、理想的な形に研磨加工を施す一方、必要な強度を保てる部品には徹底的な穴あけや研磨などの軽量化を施すという、当時のヨシムラ独特のチューニングノウハウが盛り込まれていました。レースはG.ハンスフォード/E.ローソン組のカワサキとの一騎打ちに途中からなりましたが、最後のピットインでW.クーリーより良いタイムで走っていたG.クロスビーをそのまま走らせる・・・という戦略が成功し、ヨシムラは鈴鹿8耐2勝目をゲットしたのです。

なおこちらは、ヨシムラのツーリングブレイクというイベントの際におこなわれた、音出しの様子です(中村壮一さん、ありがとうございます)。そのサウンドを、ぜひ動画でお楽しみください!

画像: '80 ヨシムラGS1000R youtu.be

'80 ヨシムラGS1000R

youtu.be
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