本日7月28日は、"コカ・コーラ"鈴鹿8耐の予選が行われまして、各チームのライダーたち全員が2回走行し、それぞれのベストタイムの平均で予選順位が決まりますが、上位10チームは明日29日に行われる1発タイムアタックでのスペシャルな予選、「トップ10トライアル」に進出できます。さて、上位10チームは、どんな顔ぶれになったのでしょう?

やっぱりヤマハは強い! ここでもトップに踊り出ました!

本日の公式予選、1回目は11:30から始まり、青、黄、そして赤の各腕章をつけたライダーがそれぞれ20分ずつの予選セッションを走りました。そして同じ進行で15:10から、2回目が行われております。

1回目で目立ったのは、今年3連覇を狙うヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームの中須賀克行と、アレックス・ローズの走りでした。中須賀はセッションの序盤で早々と2分6秒779という6秒台のタイムをマーク! 続いてのセッションでは、ローズも2分6秒405と6秒台を記録! このタイムは、今回の予選の最速ラップとなります。やっぱりヤマハYZF-R1と前年度覇者コンビ、強いです!

なお新加入のマイケル・ファン・デル・マークは、1回目の走行では2分08秒164でした。気が早いですけど、明日のトップ10トライアルは中須賀とローズが起用されそうですね・・・。

路面温度がそんなに高くない時間帯に、ズバっと6秒台をマークした中須賀克行(ヤマハ)。チームメイトのA.ローズも6秒台を記録し、盤石の強さを感じさせました。

race.yamaha-motor.co.jp

2番手はヨシムラ、3番手はハルク-プロでした!

この日、ヤマハの2名のほか6秒台を叩き出したのは、ヨシムラ スズキ モチュール レーシングの津田拓也+GSX-R1000のみ(2分06秒929)。午後の2回目の走行では、各チームそれほどタイムは伸びませんでしたが、トップ10入りを目指すプライベーターチームの争いが、場内を盛り上げました。

さて、各ライダー(2~3名)の平均タイムで決まる、気になるトップ10の顔ぶれは下記のリザルトをご参照ください。明日の鈴鹿サーキットは曇り&弱い雨の予報になってますが、なんとか天気がもって、ドライ路面でのトップ10トライアルの激しいタイムアタック合戦を見たいですね!

トップ10トライアル進出チーム

1位 21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2'07.116
2位 12 YOSHIMURA SUZUKI MOTUL RACING 2'07.523
3位 634 MuSASHi RT HARC-PRO. Honda 2'07.538
4位 11 Kawasaki Team Green 2'07.867
5位 5  F.C.C. TSR Honda 2'07.919
6位 7  YART Yamaha Official EWC Team 2'08.176
7位 71 Team KAGAYAMA 2'08.553
8位 19 MORIWAKI MOTUL RACING 2'08.796
9位 25 HondaSuzukaRacingTeam 2'08.984
10位 22 Satu HATI. Honda Team Asia 2'09.295