"コカ·コーラ"鈴鹿8耐は2017年に第40回記念大会を迎えます。そこで第1回大会からの歴代優勝マシンを一挙紹介! 今回はホンダCBR1000RRWを紹介します。
2009年以来、ワークス参戦ではなくワークスサポートというかたちでホンダは鈴鹿8耐に関わりますが、ゼッケン11を継承するTSRとゼッケン634のハルクプロの2チームの活躍が際立つ結果となっています。
ワークス車のCBR1000RRWのスペックが、次の世代のキット車であるCBR1000RRKへ引き継がれていく・・・という開発の流れは不変でした。鈴鹿8耐だけでなく、SBK(世界スーパーバイク選手権)をはじめとする世界各国のスーパーバイクレギュレーションのレース、そしてマン島TTやノースウェスト200、マカオGPなどの公道を使ったリアル・ロードレーシングなどで活躍したホンダCBR1000RR系のレーシング仕様は、2008年基本設計のモデルとしては非常に息の長い、稀有なモデルだったと言えるでしょう。