唯一無二の記録!! のハズです? ←※私調べ?
ヤマハ、カワサキ、ホンダの3大ワークスの激突!! そして古豪プライベーターのヨシムラの戦いぶりや、FIM EWC(世界耐久選手権)のタイトル争い・・・などなど見所満載の今年の鈴鹿8耐ですが、私宮﨑の個人的な関心事は、鈴鹿8耐レジェンドライダーのひとりである伊藤真一さんの動向です。
なぜなら・・・私、月間「オートバイ & RIDE」で、「伊藤真一のロングラン研究所」を担当しているからです!!!!! 同企画は伊藤さんが注目のホンダ製量産市販車をテストし、超人的な"センシング能力"を駆使して、鋭くそのモデルの本質に切り込む!! という人気企画です(下記のリンクをご参照ください)。
仕事でお世話になっている、という個人的理由はさておき(苦笑)、今年伊藤さんは昭和、平成、令和という3つの年号の時代で開催される鈴鹿8耐の決勝を走る、唯一無二のライダーになります。
あ、もしかしたら伊藤さんと同じ宮城人で、スポーツランドSUGOでのイベントなどで私がお世話になっている、チームスガイの須貝義行さんも昭和の鈴鹿8耐走っているかも・・・? と思いましたが、須貝さんの鈴鹿8耐初出場は1989年(平成元年)のハズだから、多分伊藤さんが唯一で間違いないと思います!
今年もホンダ・ドリームRT桜井ホンダから参戦!
今年伊藤さんは昨年に続き、ホンダ・ドリームRT桜井ホンダから鈴鹿8耐に参戦! 昨年はプラクティスでの転倒で左手を骨折しながら、不屈の闘志で決勝にも出走!! マシントラブルにも見舞われましたが、54位でゴールしました。
なお昨年は同チームからJSB1000に参戦する濱原颯道選手と2人組で出走しましたが、今年は濱原&伊藤の両選手に加え、3人目のライダーに名門Team高武RSCから全日本J-GP2に参戦中の若手のホープ、作本輝介選手が参戦し、近年上位チームの主流である3人体制となりました。
ただ、3人体制ゆえの難しさもあり、ポジション合わせは2人体制よりも複雑になってしまいます・・・。168cmの作本、190cmの濱原、そして179cmの伊藤・・・3選手の体格がこれだけ違うと、マシンのセッティングも大変でしょうが・・・ここはホンダCBR1000RR SP2を知り尽くした伊藤さんが、最適なセッティングを導き出してくれることを期待したいです。
プライベーターとして鈴鹿8耐に参加するチームにとって、完走して決勝でトップ10入りすることは、まず最初のひとつの目標となります。2003年には鈴鹿8耐制覇を成し遂げている名門チーム、ホンダ・ドリームRT桜井ホンダを(私と一緒に)応援しましょう!