"コカ·コーラ"鈴鹿8耐は2017年に第40回記念大会を迎えます。そこで第1回大会からの歴代優勝マシンを一挙紹介! 今回は1993年(第16回大会)FIM 世界耐久選手権シリーズ第5戦 "コカ·コーラ"鈴鹿8時間耐久ロードレースで、カワサキの初優勝をもたらしたZXR-7です!
世界の主要レースを制覇した名モデル!
1987年に量産車GPX750Rをベースに開発されたマシンがZXR-7のルーツですが、1993年鈴鹿8耐優勝車はホモロゲーションモデルのZXR750Rをエンジンをベースとしています。公称最高出力は140ps以上。フェアリング両サイドにエアクリーナーボックスを加圧させるラムエアシステムを採用しており、中低速域のレスポンスを向上。キャブレターには、一世を風靡したケーヒンFCRを採用していました。
サスペンションは前後ともにオーリンズ製。アルミツインスパーフレームは、他メーカーの作とはちょっと異なる、メインチューブを卵形に湾曲させる独自のレイアウトを採用していました。これは、剛性バランスの最適化をねらった意匠でした。
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