その代役には、ジョシュ・フックを起用!
ブラドルは7月24日(月)より体調不良により入院しましたが、25日(火)の午前中に担当医より中耳炎と診断されてしまいました。そして日本への渡航に対してドクターストップがかかってしまいます・・・。下記引用は、ブラドルから日本のファンへのコメントになります。
鈴鹿8耐に参戦することを1年間心待ちにしていただけに、今回参戦できなくなったことを非常に残念に思います。不運にも、内耳・鼓膜が炎症を起こしていて、医者から飛行機に乗るべきではないと診断されました。鈴鹿でのテストを通じて、確かな手ごたえを感じていただけに本当に残念に思います。TSRのチームスタッフ・ライダー、Hondaチームのみんなが鈴鹿8耐本番で良い結果を得られるように心から応援しています。
ブラドルの代役に起用されたのは、伊藤真一が属するチーム SuP ドリーム ホンダから出場予定だったジョシュ・フックです。チーム SuP ドリーム ホンダはリザーブライダーのダミアン・カドリンを第3ライダーに登録し、伊藤とグレッグ・ブラックとともに決勝を戦うことになります。
ライダーの入れ替えがあったこの2チームのライダーたちは、今回加入のランディ・ドゥプニエを除けば皆F.C.C. TSR ホンダでFIM EWC(世界耐久選手権)を戦ったことがある、いわば「同族」です。F.C.C. TSR ホンダの耐久の戦い方を熟知しているJ.フックの代役起用は、結果的にはF.C.C. TSR ホンダにとっては戦力アップになるのかもしれませんね。
ブラドルの走りを見ることができないことは残念ですが、耐久スペシャリストを揃えることになったF.C.C. TSR ホンダとチーム SuP ドリーム ホンダが本番でどのようなパフォーマンスを魅せるか・・・期待しましょう!